※ネタバレ有注意
今年は、マリオとグランツーリスモが映画上映しており、2作共に観た Y でございます。
今回のネタは、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」と映画「グランツーリスモ」の感想です。
どっちも面白く出来ておりますので、時間があれば両方観ると良いと思いますヨ。。。!
今までのゲームを題材にした映画について
今までゲームを題材にした映画はたくさんありましたが、
実写版のマリオ(1993)はマリオがほぼ本物感があったが、世界観が従来のマリオ作品とは異なる趣になっており。ストリートファイター(1994)は日本で制作されたアニメ映画版と比較すると、原作からかけ離れた物となっておりました。
(Of Course!)
そして時代は進み、コンピュータグラフィックス等により映像技術が発達して「名探偵ピカチュウ(2019)」「ソニック・ザ・ムービー(2020)」等ゲームのキャラクターが実在するような作品が出たり、「シュガー&ラッシュ(2012)」「レディ・プレイヤー1(2018)」等ゲームを題材にした作品がヒットしました。
今年は、ゲームハード&ソフトメーカーである任天堂とソニーが、それぞれを代表する作品を同時に出す展開になっており、例えるならアーノルド・シュワルツェネッガーVS.シルベスター・スタローン的な状況です。。。!
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
今年の目玉作品である「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。
CGアニメ(代表作:ミニオンズ)制作のイルミネーションと、任天堂の監修の元に作られたこの作品は、マリオ作品の「マリオブラザーズ」・「レッキングクルー」・「スーパーマリオブラザーズ」をベースに、マリオカートやドンキーコング等の歴代作品の要素を取り入れております。
僕自身のプレイ経験は、ファミコンのマリオブラザーズから64版までしかやっておりませんが、映像内に出る小ネタが細かすぎて心の中で反応する展開が多かったです。(笑)
好きな小ネタはブルックリンの洪水時にて、下水道に来たら「1-2」の表示が細かい芸感があって好きです。
個人的に好きなシーンは、レインボーロードでのマッドマックス的なバトルシーンや、最後の最後にルイージが活躍するシーンが印象的です。
今までのルイージの扱いや、過去の回想シーン(幼少期のマリオがルイージを守る場面)を考えると、凄くエモいです。。。!
総評としては映画「コマンドー」的なお約束事があり、時代に囚われない唯一のマリオ映画で良かったです。
映画「グランツーリスモ」
ソニーのゲームには、映画向きのストーリー物が有りますが・・・まさかのグランツーリスモが映画化!?
内容はゲーマーの青年ヤンが、レーサー養成企画である「GTアカデミー」に受かり、プロレーサーになる話になっております。
実車からサンプリングしたエンジン音やモデリング、ゲームで使われたSEやライン取りのUIを使用してたり、主人公の乗る車両が日本メーカーの日産であったり、ライバル(キャパレーシングチーム)は、ランボルギーニやマクラーレン等のヨーロッパの高級車になっており、何処となく親近感がわく内容となっております。
個人的に好きなシーンは、最後のル・マンで他のチームが大事故を起こして。ヤンが萎えてる時に、監督デヴィットがヤンから貰ったウォークマンで、無線越しに音楽を流してヤンを怒らせて「萎え」を払拭するシーンが好きです。
総評としては、話全体に成り上がりとスポ根感があり、ロッキー的で面白かったです。。。!